【追記】5月8日為替の影響を下記にアップしました!
2017年フランス大統領選挙日がいよいよ近づいてきました!
ニュースでも選挙のようすをよく見かけるようになりましたよね。
現在主な候補者と言われているのはルペン氏とマクロン氏!
両者の支持率もあまり変わらないようなのですが、この選挙によっては今後のフランスの社会を大きく変化するかもしれません。
そこで!フランス大統領選挙2017の結果や投票数から為替の影響について、まとめてみることにしました!
フランス大統領選挙2017の結果や投票数は?
2017年のフランス大統領選挙は4月23日(日)と5月7日(日)の2回行われ、5月11日(木)に最終結果を正式に公表し大統領が決定します。
フランスの大統領選挙はちょっと特殊で、1回目の投票で大統領に選出されるためには有効投票総数の過半数が必要になります。
どの候補者も過半数の投票総数を得られない場合は、2回目の決選投票が行われ、そこでより多くの票数を得た候補者が当選となり次期大統領になる仕組みとなっているんですね。
さて!このことを踏まえて今回のフランス大統領選挙に出馬した、有力候補者をチェックしてみましょう!
候補者①マリーヌ・ルペン氏
2004年からヨーロッパ議会の議員を務め、2011年に国民戦線党首に就任。
「国民の名のもとに」を選挙戦のスローガンに据え、経済のグローバル化やヨーロッパ統合の犠牲にされたと感じている有権者や、相次ぐテロやヨーロッパに押し寄せる難民や移民に不安を感じる有権者から高い支持を集めています。
党の副党首のルイ・アリオ氏をパートナーとしており、現在3人のお子さんがいます。
【公約】
国の主権の為、EUとの関係の見直しと国民投票の実行。
テロ対策として警察官の増員と難民受け入れの制限を実施し、国の安全を図る
国内の規格を満たさない外国製品は輸入や販売を制限し、国内の繁栄を強化。
候補者②エマニュエル・マクロン氏
与党・社会党のオランド政権で2年間経済相を務めました。
2015年には長距離バス路線の自由化や商業施設の日曜や夜間の営業の拡大といった「マクロン法」を可決させ、構造改革によって低迷する経済を押し上げようと、大規模な規制緩和を行っています。
史上最年少のフランス大統領になるのか注目されているようですね。
【公約】
国や地方の公務員や法人税を削減し、エネルギー分野やインフラへの投資を進め経済成長を促す。
EUの方針に沿って難民や合法的な手続きをへた移民は今後も受け入れる。
ユーロ維持の意向。
最新のお2人の支持率について、ルペン氏は22.5%、マクロン氏は23.5%と僅差のよう。
【追記】第1回投票結果が判明しました!
投票数結果
*マクロン氏 8,036,437票(23.56%)
*ルペン氏 7,482,345票(21.94%)
*フィヨン氏 7,126,632票(19.94%)
*メランション氏 7,011,856票(19.62%)
中道・独立のエマニュエル・マクロン前経済相(39)と極右政党・国民戦線のマリーヌ・ルペン党首(48)が決選投票への進出を確実にしました~!
マクロン氏は「左派でも右派でもない政治」を掲げるとともに、EUを堅持すると主張し、支持率が低迷する左派右派の双方の支持者から幅広く票を集めたようですね。
ルペン氏は「フランス第1主義」を掲げて、EUからの離脱の是非を問う国民投票の実施を主張しているほか、移民の受け入れを制限するとされ有権者の幅広い支持を集めました。
国際情勢が変わるかもしれないこのフランス大統領選挙は見逃せませんね!
【追記】5月8日新フランス大統領が決定しました!
*マクロン氏 13,025,333票(62.28%)
*ルペン氏 7,889,032票(37.72%)
マクロン氏の大統領当選が決定!
「国民のみなさんに信頼していただきました。みなさんに深い感謝を伝えたいと思います。」
「私はヨーロッパをを守ります。」
為替の影響も
ルペン氏がフランス大統領選挙でどうなるのか、注目が集まっているようですね。
仮にルペン氏がEUを離脱すると発表した場合、為替がユーロじゃなくなってしまうため為替の影響は甚大なものになりそう。
他にも
*北朝鮮情勢やフランス大統領選を注視
*23日に予定されているフランス大統領選の行方などを確かめる展開となりそうだ。
といったツイートを見受けられました。
【追記】大統領選で見事マクロン氏が当選したことにより、大きな不安要因がなくなり、ドル・円が上昇。
日経平均も良い反応なんだそうです。
ヤフーニュースによると、フランス大統領選の不透明さがなくなったことで、市場の関心は各国へと移ったよう。
日本ではダイキン工業やトヨタ自動車などの堅調な企業決算が日経平均のサポートとなっているみたいですね。
まとめ
フランス大統領選挙2017の結果や投票数から為替の影響についてまとめてみました!
いかがだったでしょうか?
フランスを始めヨーロッパへ観光する日本人は多いので、このフランス大統領選挙は見逃せませんね!
今日も最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。